認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

活動&いきもの情報

ストークの会(テーマ:魚)を開催しました

ボランティアチーム「クレイドル」の定期研修会、「ストークの会」を開催しました!

今回は、昨年の11月に、ビオトープ周辺の淡水魚等の水生動物の採集でお世話になった、井藤大樹さん(徳島県立博物館 主任学芸員、阿波魚類学会)に再度、お越しいただき、メダカや鳴門に生息する魚類の生態、ビオトープ周辺の魚類相について、お話していただきました(^^)/

メダカについてのお話では、身近だけども意外と知られていない、メダカの興味深いお話をしていただきました。

鳴門に生息する魚類の生態については、主に繁殖期の産卵方法等について、種ごとにお話ししていただきました。コウノトリの餌となるドジョウは意外にも、繁殖生態が不明なことが多く、人工産卵床で、ビオトープへの魚の導入を図る場合はフナを対象としたほうがよいこと等を教えていただきました。

また、ビオトープ周辺の魚類相については、ビオトープが河川下流の沖積平野にあること、海からも近いことから、氾濫原に適応した淡水魚のほか、汽水・海水に棲む魚類も生息していることを教えていただきました。

今回、井藤さんから教えていただいた内容も踏まえ、今後、ビオトープでの魚類の増殖を進めていきます。

※「ストークの会」は、当基金のボランティアチーム「クレイドル」の定期研修会で、原則毎月実施しています。

※この活動は、トヨタ環境活動助成プログラムから支援を受けています。

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