認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

溺れかけた海も無事に巣へ

今日午前、J0280(海;かい)が用水路で溺れかけるという事故がありました。
幸い、自力で用水路から脱出できたそうです。駆けつけた時には、農道で羽毛を乾かしていて、しばらくすると飛び立ちました。
多くの用水路は垂直のコンクリート護岸で、人が落ちても這い上がるのが難しい危険な施設です。巣立って間もない幼鳥がこのタイプの用水路で溺れかけたのは、何と3年連続で4羽目です。経験の浅い幼鳥は、水を貼ったレンコン畑や水田と用水路との区別が出来ず、着地(着水)してしまうようです。
夜になって、事故にあった海も含めて幼鳥3羽は、何事もなかったように巣へ戻ってきました。

Archive

ページトップへ