ひなの成長
鳴門板東ペアの子どもたち3羽は順調に育っています。親鳥が巣にとどまってひなを守る時間は少なくなり、ひなだけで留守番する時間が増えています。ひなを襲う可能性があるカラスやトビは度々巣に接近しますが、もう手を出せないほど大きくなりました。
映像では、いちばん小さいひなが立ち上がりますが、脚力が随分しっかりしてきたのが分かります。3羽の大きさの差は例年より少ないように見えます。
鳴門板東ペアの子どもたち3羽は順調に育っています。親鳥が巣にとどまってひなを守る時間は少なくなり、ひなだけで留守番する時間が増えています。ひなを襲う可能性があるカラスやトビは度々巣に接近しますが、もう手を出せないほど大きくなりました。
映像では、いちばん小さいひなが立ち上がりますが、脚力が随分しっかりしてきたのが分かります。3羽の大きさの差は例年より少ないように見えます。
今日はオス親が2回、ウシガエルを吐き出して3羽のひなに与えました。
朝の映像では、飲んだウシガエルが口から出たり入ったり、最後にやっと飲み込めました。
午後の映像では、ひなが飲みあぐねているのを見かねたか、オス親がウシガエルを取り上げて飲んでしまいました。
3羽のひなの動きが活発になって来ています。
映像では1羽のひなが立ち上がって、はばたくような動きをします。脚力もバランスもまだまだなため、数秒で終わってしまいますが、翼に力をつけるトレーニングなのでしょう。
ひなは、まだほぼ全身が白い羽毛で覆われているものの、翼には飛翔に使う風切羽が目立つようになって来ました。
映像では、一番小さなひなが、立ち上がって後ろ向きに巣の縁近くへ移動して、ぴゅっと排便。小さな翼の黒い縁取りのようなのが、伸び始めた風切羽です。
昨日までは親鳥が巣を空けるのは2回まででごく短時間でしたが、今日は朝7時台から日没までに9回、計100分を超えました。それだけ、ひなが成長したあかしです。
映像では、オス親が巣を出ると、巣には寄り添うひな3羽のみ。親鳥はこの日最長の28分もの間、巣を留守にしましたが、すぐ近くで採餌しているようです。
昨日の猛烈な風と冷たい雨で、いちばん小さなひなが大丈夫か少し心配はありましたが、元気な姿を見せました。
映像の前半、オス親が餌の吐き出しを始めると、白い頭が3つ確認できます。
また、おそらく風速20mを超える暴風に襲われた巣も、大した損傷はなく無事でした。