認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

ひなの成長

鳴門板東ペアの子どもたち3羽は順調に育っています。親鳥が巣にとどまってひなを守る時間は少なくなり、ひなだけで留守番する時間が増えています。ひなを襲う可能性があるカラスやトビは度々巣に接近しますが、もう手を出せないほど大きくなりました。
映像では、いちばん小さいひなが立ち上がりますが、脚力が随分しっかりしてきたのが分かります。3羽の大きさの差は例年より少ないように見えます。

はばたき練習?

3羽のひなの動きが活発になって来ています。
映像では1羽のひなが立ち上がって、はばたくような動きをします。脚力もバランスもまだまだなため、数秒で終わってしまいますが、翼に力をつけるトレーニングなのでしょう。

親の留守時間が急増

昨日までは親鳥が巣を空けるのは2回まででごく短時間でしたが、今日は朝7時台から日没までに9回、計100分を超えました。それだけ、ひなが成長したあかしです。
映像では、オス親が巣を出ると、巣には寄り添うひな3羽のみ。親鳥はこの日最長の28分もの間、巣を留守にしましたが、すぐ近くで採餌しているようです。

嵐の翌日

昨日の猛烈な風と冷たい雨で、いちばん小さなひなが大丈夫か少し心配はありましたが、元気な姿を見せました。
映像の前半、オス親が餌の吐き出しを始めると、白い頭が3つ確認できます。
また、おそらく風速20mを超える暴風に襲われた巣も、大した損傷はなく無事でした。

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