気温上昇の中の抱卵
今日は気温が20度まで上昇。抱卵を続ける鳴門板東ペアも少し暑そうでした。
抱卵中、ほぼ1時間に1回は立ち上がって、排便し、転卵をしますが、その時間は1、2分間程度です。
しかし今日は高い気温のせいもあり、立ち上がってから再び卵を抱くまでの時間が、抱卵が始まって以来の長さでした。
映像はその様子で、立ち上がっても直ぐには排便も転卵もせず羽づくろいをします。このあと、巣づくろいをし、転卵、排便して、抱卵姿勢にもどったのは17分後でした。
今日は気温が20度まで上昇。抱卵を続ける鳴門板東ペアも少し暑そうでした。
抱卵中、ほぼ1時間に1回は立ち上がって、排便し、転卵をしますが、その時間は1、2分間程度です。
しかし今日は高い気温のせいもあり、立ち上がってから再び卵を抱くまでの時間が、抱卵が始まって以来の長さでした。
映像はその様子で、立ち上がっても直ぐには排便も転卵もせず羽づくろいをします。このあと、巣づくろいをし、転卵、排便して、抱卵姿勢にもどったのは17分後でした。
あさひ(J0480メス)が抱卵しているところへ少なくとも2羽の若い侵入者が接近。2羽は執拗に巣に近づき、やがて巣の東の柱へとまります。そこへゆうひ(J0044オス)が戻って来て2羽を追い払います。
10分ほど攻防が続いたあとは、夜まで静かな時間が流れました。
今日は、冷たい強風とにわか雨が何度も通る不安定なお天気でしたが、鳴門板東ペアは順調に抱卵を続けました。
映像は、日が落ちて半時間後、あさひ(J0480メス)が抱卵している巣へ、採餌に行っていたゆうひ(J0044オス)が戻ってきます。今日はもう餌を取りに行くことはありませんでした。
抱卵中も育雛中も、親鳥は巣材を補充し続けます。
今日は8回の巣材の運び込みがありました。映像は、ゆうひ(J0044オス)が枯れ草の大きな束をくわえて巣に運び入れます。
オス親とメス親の抱卵交代は、当たり前の行動ですが、意外と問題が発生しやすい瞬間でもあります。2016年の繁殖失敗は、ゆうひ(J0044オス)が抱卵交代を拒み、あさひ(J0480メス)に乱暴をはたらいたことに起因します。
映像では、昼前から5時間以上も抱卵し続けていたゆうひのところへ、あさひが戻ってきます。随分待たされたゆうひは怒ることもなく、何事もなかったように、あさひと交代します。この状態が続けば、今年も大丈夫です。
夕方、侵入個体が巣に接近しました。
映像では、最初は巣に誰もいないように見えますが、しばらくすると抱卵中のあさひ(J0480メス)の頭が動き出します。上空の侵入者に気がついたようです。やがて、ゆうひ(J0044オス)が緊急帰還し、あさひも立ち上がりペアで警戒のクラッタリング。侵入者は巣に降りようとしているように見えますが、ペアが追い払います。