認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

ひなの成長①

ひなの翼には黒い風切羽が生え始めています。
排便も巣の外へ向いて上手にできるようになっています。
映像では、3羽のひなのうち1羽が、後ろ向きに巣の縁に進んでお尻を巣の外へ向けて排便します。

3羽のひなと父親のゆうひ(J0044オス)

ひな3羽は元気

鳴門板東ペアのひなは、確認できているのは3羽。
遅く孵化したと思われる1羽は他の2羽に比べて小さいため、巣の外壁にかくれて見えにくいのですが、元気に育っているようです。
映像では、ゆうひ(J0044オス)が吐き出し給餌をするシーンで、最初の部分で3羽のひなが首を伸ばして餌を催促しています。

鳴門板東ペアとひな(写っているのは2羽)

ひな3羽を確認

ひなは少なくとも3羽いることが分りました。
一番小さなひなの頭がなかなか見えず、見えても他の2羽と同時に見えるのは一瞬です。
映像では、あさひ(J0480メス)が立ち上がってすぐ、小さな頭を3つ確認することができます。

あさひとひな(この写真に写っているひなは2羽)

少なくとも2羽

早くも小さなひなが、ちらりとですが頭を見せるようになりました。
下の画像では、あさひ(J0480メス)のあごの下にひなの頭が一つのぞいています。
映像1では、あさひ(J0044オス)の足元に、ほんの一瞬ですが、ひなの頭が二つ現れて消えます。
現時点では、ひなの数は少なくとも2羽です。
映像2では、侵入個体が巣に繰り返し大接近し、あさひは必死でひなをまもります。

あさひとひな1羽
侵入個体とあさひ

孵化を推定

鳴門板東ペアが抱卵を続けていた卵が今朝までに孵化したと推定しました。
映像1は、早朝、ゆうひ(J0044オス)が卵の殻を巣の内部(産座)から取り出すようすです。
映像2は、昼過ぎ、あさひ(J0480メス)による、ひなへの吐き出し給餌のようすです。

卵の殻を産座から取り出すゆうひ
吐き出し給餌をするあさひ

真夜中に巣に戻り抱卵交代

夕方に抱卵交代して巣を出ると、戻るのが真夜中になることも珍しくありません。昼間の抱卵に時間を費やすため、夜間にも餌を食べているものと思われます。
映像は、前夜20時前に抱卵交代して巣を出て行ったあさひ(J0480メス)が日付が変わってから巣に戻り、ゆうひ(J0044オス)と抱卵を交代するシーンです。

真夜中に巣に戻るあさひ(左)
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