暴風雨の中の親子
未明からの強い雨と風は昼頃にはいっそう強まり、ひなたちはずぶ濡れ。
映像では、北西の風に煽られながらあさひ(J0480)が巣に戻り、ひなたちに給仕します。この後あさひはこの風雨に晒される巣の上で2時間近くとどまっていました。
未明からの強い雨と風は昼頃にはいっそう強まり、ひなたちはずぶ濡れ。
映像では、北西の風に煽られながらあさひ(J0480)が巣に戻り、ひなたちに給仕します。この後あさひはこの風雨に晒される巣の上で2時間近くとどまっていました。
映像は足環装着後にひなを巣に返すところと、その後の親子の様子です。
巣にまとわりついている侵入個体群のうち1羽がついに、ひながいる巣へ降りるという事態に。
侵入コウノトリは、ひなを襲う様子はなく、ひなに興味があってやって来た、というように見えます。
ひなたちは、巣に降り立ったコウノトリ(羽の状態から一昨年生まれか?)としばし睨み合い、その後果敢にも追い払います。頼もしいひなたちです。
鳴門板東ペアは日に日に大きくなる4羽のひなを養うために、餌を取るのに大忙しで、もう普通に巣を空けます。
映像では、巣に残ったひなたちが、仲良く親鳥の帰りを待ちます。
時折、雨と風が強まる一日。親鳥は、少々の雨なら4羽のひなを残して巣を離れます。
映像1では、小雨が降る早朝、ゆうひ(J0044オス)が給餌した後、巣を出ていきます。ゆうひが飛び立つ瞬間に、ひな4羽が揃って見えます。
昼間は雨の中でもひなだけで過ごす時間がありましたが、映像2では日が落ちて雨風が強まると、あさひ(J0480メス)がひなを抱きます。
鳴門板東ペアのひなは4羽で、大2羽、中1羽、小1羽と行った感じで体格差は孵化順と思われます。
ペアにとっては、4羽のひなをここまで育てるのは初めての経験です。
いちばん小さいひなが巣立ちまで育つかどうか、まだ予断を許しませんが、今のところは順調と言えます。
映像の最後にあるように、ひなは糞を上手に巣の外へ出せるようになっています。
また、親鳥が巣を空けることが多くなり、この時は30分余りひなだけで留守番をしました。