認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

何者かの接近に驚いて巣を飛び立つ

昨夜は巣へ帰ってこなかった結(J0708メス)も今夜は帰って来ました。
映像1の最後に巣に帰って来たのが結のようです。
普通なら、このまま巣で就寝となりますが、暗くなってから何者かが巣に近づき照明を当てるなどしたためか、3羽とも驚いて巣を飛び出してしまい、そのまま帰りませんでした。
映像2では、立っている2羽が巣の下手前を気にする様子をし出すと、巣に照明が当たります。少しして2羽が驚いたように飛び出し、続いて伏していた1羽も大急ぎで飛び出して行きます。その後にも巣に照明が当てられます。
7月5日の夜にも同じことがありました。
巣への接近や照射を当てるなど、絶対にやめて下さい。
巣立ち後もしばらくは幼鳥が巣で寝るのは、まだ飛翔力などが十分でない幼鳥にとって巣が安全だからなのです。


映像1
映像2

幼鳥たちの帰宅、今日は2羽

今夜、巣に帰って来たのは、2羽でした。凪(J0707メス)が帰らなくなってからは1晩だけ1羽も巣に帰らない日がありましたが、それ以外は3羽揃って帰って来て、巣で眠っていました。
今夜帰らなかったのは、結(J0708メス)のようです。
そろそろ、巣以外の場所で夜を過ごすことがあっても不思議ではありませんが、凪の行方が分からなくなったこともあり、心配してしまいます。

幼鳥たちの帰宅、しかし3羽

鳴門板東ペアの幼鳥たちは、今日はは19時を過ぎて巣に帰ってきました。
映像では、巣に入ったのはJ0706オス(陽)、J0705オス(幸)、J0708メス(結)の順のようです。その直後にはJ0044オス(ゆうひ)が巣に戻って3羽に吐き出し給餌をします。

残る1羽J0707メス(凪)は、6月28日の夕方を最後に、姿が確認できません。極めて深刻な状況と言わざるを得ません。J0707は6月28日時頃まで元気な姿が観察されていました。17:08までに他の3羽が巣に揃ったのにJ0707だけ帰って来ませんでした。この数分間に何があったのか、ミステリーです。
どこかでひょっこり、確認情報が上がることを祈ります。

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