ひなに足環を装着
3羽のひなに、無事に足環が装着されました。
映像①は、ひなを捕獲して巣から下ろすところ。
営巣②は、体の計測、足環装着、健康状態のチェックなどを済ませ、ひなを巣にもどすところです。巣に戻したひなに布をかぶせるのは、ひなが暴れて巣からおちるのを防ぐためです。ひなは布などをかぶせると大人しくしている性質があります。
3羽のひなに、無事に足環が装着されました。
映像①は、ひなを捕獲して巣から下ろすところ。
営巣②は、体の計測、足環装着、健康状態のチェックなどを済ませ、ひなを巣にもどすところです。巣に戻したひなに布をかぶせるのは、ひなが暴れて巣からおちるのを防ぐためです。ひなは布などをかぶせると大人しくしている性質があります。
数日前から、ひなたちは、よく羽ばたき練習をするようになりました。
映像では、2羽のひなが羽ばたきをしますが、やはり大きい子の方が力強いですね。
ひなが大きくなるにつれ、親鳥が吐き出す餌も大きいのが目立つようになります。
左端のゆうひ(J0044オス)が少し前に吐き出した魚があまりにも大きくて、ひなには飲み込めないばかりか、食べ戻そうとするゆうひでさえ、飲み込むのにひと苦労していました。
3羽のひなのうち、2羽と1羽に差があるように見えます。
映像では、右の2羽より左の1羽が少し小さいようです。
コウノトリは1日おきに産卵することが多いとされています。2卵目から本格的な抱卵を開始すると、2羽が同日に孵化し3羽目は2日遅れということになります。
昨年の3羽のひなも、足環装着時の計測で2羽はほぼ同じで、1羽が際立って小さかったのです。それでも、3羽とも同じように巣立ちできましたから、心配はないでしょう。
昨日の雨は、孵化後ひと月足らずのひなには厳し過ぎたかも知れないと、少し不安でしたが、3羽とも全く問題なかったようです。
映像は、あさひ(J0480メス)とひな3羽。真ん中のひなが巣材をくわえて遊ぶと、それを隣のひながくわえるなど、みんな元気いっぱいです。
朝から夕方まで冷たい雨が降り続きました。こんなに雨に濡れるのは、ひなたちにとって初めての経験です。
雨脚が強い時間帯には、親鳥はひなを抱いてやりました。昼間にひなを抱くのは10日ぶりです。
映像では、ゆうひ(J0044オス)が、ひなを踏まないように気をつけながら(かなり踏んでいますが)、慎重に3羽のひなの上にかぶさり抱いてやります。