トビとにらめっこ?
巣から20m余り離れたコンクリート柱に若いトビがとまっています。そこへ、ゆうひ(J0044;オス親)が巣に戻りクラッタリング。明らかにトビを意識しています。トビは若いためか、ゆうひを恐れている様子はありません。
このまま15分近く膠着状態が続いた後、ゆうひの方がしびれを切らしたか、巣を出て行きました。
巣から20m余り離れたコンクリート柱に若いトビがとまっています。そこへ、ゆうひ(J0044;オス親)が巣に戻りクラッタリング。明らかにトビを意識しています。トビは若いためか、ゆうひを恐れている様子はありません。
このまま15分近く膠着状態が続いた後、ゆうひの方がしびれを切らしたか、巣を出て行きました。
10号は風が強い台風でした。巣材の補給をしないこの時期は強風に襲われると、巣材は飛ばされ巣はさらに痩せ細ります。
台風接近前と後の写真を比べると、巣の中心部の透け具合が顕著になっています。このアングルで巣の両側の巣材が多く残っているのは、この部分は電線に巣材を絡ませているためです。
鳴門板東ペアは早朝の時間帯を巣の上で過ごしましたが、その後は巣に戻りませんでした。
昼間、ツバメがたくさん巣の周辺の電線などに集まってとまり、休息を取っているようでした。画面には60羽以上が写っていますが、多くは尾羽が伸びきっていない、今年生まれの若い個体のようです。
ツバメも南の国へ旅立つ日が近いようです。フィリピン、インドネシアなどへ渡ることが知られています。
朝、鳴門板東ペアは、オス親、メス親の順で巣に戻って警戒態勢。しばらくすると若い個体が巣の上を右から左へ。
親鳥たちの警戒の程度からすると、ペアの子どものうち昨年か一昨年生まれの1羽のような感じです。
日没後には、オス親が新しく立てられたコンクリート柱にとまり、今夜はここがねぐらになりました。(下の写真)
鳴門板東ペアは、今日は朝から夕方まで巣に戻りませんでしたが、19時を過ぎて1羽が新しく立ったコンクリート柱のトップへ。シルエットは、オス親(ゆうひ;J0044)のように見えます。
そして、今夜のねぐらは、このコンリート柱になりました。
8月26日に電線の架け替えが行われ、2015年から巣が造られていた電柱は送配電系から完全に切り離され、電柱でなく巣塔になりました。
近くにコンクリート柱が2本増え、電線の位置が変わりましたが、巣に戻るオス親(ゆうひ;J0044)の様子からは、さほど気にしている様子は伺えません。
ただ、手前の電線の位置が変わり、完全に巣に重なり見辛くなってしまいました。