ひなの体格差
ひな達は3羽とも順調に成長していますが、体格や動きの違いは足環装着時の体重差のままのようです。
映像の向かって左側はJ0279(メス)で、最も体重が軽かった子です。あとの2羽(J0278、J0280、ともにオス)との体格差は歴然で、大きい子の方が動きも大きく、ジャンプしながら羽ばたき訓練も始めています。
ひな達は3羽とも順調に成長していますが、体格や動きの違いは足環装着時の体重差のままのようです。
映像の向かって左側はJ0279(メス)で、最も体重が軽かった子です。あとの2羽(J0278、J0280、ともにオス)との体格差は歴然で、大きい子の方が動きも大きく、ジャンプしながら羽ばたき訓練も始めています。
親鳥以外のコウノトリの成鳥は、ひな達にとって危険な存在です。時には、ひなを襲い死傷させることがあります。
今日の午後、1羽の侵入個体が上空から巣に降りるような行動を見せました。メス親がすぐに巣に戻り、警戒態勢。侵入個体は3度、4度と巣へ大接近しますが、メスの防御で事なきを得ました。この後、オス親も巣に戻って警戒にあたりました。
3羽のひなは、立っている時間が少しずつ増えてきていますが、3羽が同時に立つシーンはなかなか見せてくれません。
今日は、短時間ですが、3羽揃って立つ場面がありました。
5月8日の足環装着時に最も体重が軽かったJ0279(メス)は、3羽の中では体も小さく、この時は立っている時間が最短でした。
前夜からの強い雨風にさらされたひな達。短時間ながら叩きつけるような雨と、電柱の上では十数メートル吹いたはずの風ニモマケズ。
体はかなり濡れているようですが、風にあおられながらも立ったり羽ばたいたり、元気です。
ひな達はぐんぐん成長し、両親は子育てにおおわらわです。
映像は、オス親が巣材を運び込んだ後に、餌を吐き出してひな達に与えます。今朝5時以降6回目の食事なのに、食べ終えた後も親鳥の嘴を突いて催促します。
足環装着から一夜明けた親子の状態は、、、、。
野生復帰を目指す上で必要だとは言え、親子にとっては全く災難でしかない昨日の足環装着でしたが、朝から、動き食欲とも昨日までと変わらない元気な姿を見せてくれました。