認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

親鳥ペアがまたもマウンティング

今日も巣の近くに侵入個体が来たらしく、親鳥ペアは午前から昼過ぎ、日没後も、たびたび巣に戻りました。
映像は、昼過ぎのマウンティング

トビが巣にとまる

昨日、今日と、コウノトリの親子とも巣に戻りませんでした。
その留守の巣に、トビがやって来て1分あまりとまりました。
これまで、巣にとまった猛禽類は、回数が多い順にオオタカ、ノスリ、ハイタカ、チョウゲンボウ、ミサゴ、他にはタカ類ではありませんが小さな猛禽モズがいましたが、最も身近なタカであるトビは初めてかも知れません。
巣の周りにたくさんいるトビが巣に滅多にとまらないのは、コウノトリの強さを十分に知っているからでしょう。

親鳥ペアがマウンティング

7月22日にも鳴門板東ペアは巣の上でマウンティングを行いましたが、今朝も20秒近い長めのマウンティングを行いました。前回同様、巣の周辺に侵入個体が来た可能性が高いと思われます。
2015年に巣を作ってしばらくの間は、侵入個体に対して猛烈な追い出し、追跡をしていましたが、最近は巣の近くではマウンティング行動によって縄張りを誇示しているようです。

換羽期に入った親鳥

幼鳥たちは巣に戻らなくなっていますが、親鳥は日に1、2度巣に戻って来ます。
今朝は親鳥ペア(オス;ゆうひ、メス;あさひ)が揃って巣に戻って1時間あまり巣に滞在しました。
巣は春先からスズメのアパートになっていて、あさひが巣に戻る直前に10羽以上のスズメが巣から一斉に飛び立ちます。続いてゆうひも戻り、2羽仲良く羽繕いなどをして過ごします。あさひは6:47:01に抜けかけていた左の翼の黒い羽根を1枚、くちばしで抜いて捨てます。子育てが一段落ついた親鳥は、換羽期に入っているようです。

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