1羽戻って来ない
今日、3羽の幼鳥は、いつもどおり朝5時前に巣を出て行きました。
夜になって巣に戻っていた2羽が、オス親から餌をもらいました。こんな場合は、残る1羽も急いで巣に戻って餌にありつくのですが、現れません。そして夜遅くなっても1羽は戻ってきませんでした。
巣立ち後1ヶ月近くたちつので、巣で寝なくなっても不思議ではないかも知れません。しかし、最近(7月8日)1羽が用水路に落ちるというアクシデント(自力で脱出)があっただけに、少し心配してしまいます。
今日、3羽の幼鳥は、いつもどおり朝5時前に巣を出て行きました。
夜になって巣に戻っていた2羽が、オス親から餌をもらいました。こんな場合は、残る1羽も急いで巣に戻って餌にありつくのですが、現れません。そして夜遅くなっても1羽は戻ってきませんでした。
巣立ち後1ヶ月近くたちつので、巣で寝なくなっても不思議ではないかも知れません。しかし、最近(7月8日)1羽が用水路に落ちるというアクシデント(自力で脱出)があっただけに、少し心配してしまいます。
親鳥たちは、最近では、たまに巣の手入れをしています。
今日は、オス親が1回だけ、巣材を搬入して巣のメンテナンスをしていました。
ただし巣材の搬入は数日に1、2回程度なので、雨にぬれて減量し朽ち落ちて行く巣は、電柱の頭がよく見えるようになりました。やがてこの巣も幼鳥が戻らなくなり、メンテナンスもされなくなります。
今日午前、J0280(海;かい)が用水路で溺れかけるという事故がありました。
幸い、自力で用水路から脱出できたそうです。駆けつけた時には、農道で羽毛を乾かしていて、しばらくすると飛び立ちました。
多くの用水路は垂直のコンクリート護岸で、人が落ちても這い上がるのが難しい危険な施設です。巣立って間もない幼鳥がこのタイプの用水路で溺れかけたのは、何と3年連続で4羽目です。経験の浅い幼鳥は、水を貼ったレンコン畑や水田と用水路との区別が出来ず、着地(着水)してしまうようです。
夜になって、事故にあった海も含めて幼鳥3羽は、何事もなかったように巣へ戻ってきました。
巣上で親鳥から給餌を受ける回数はずいぶん減り、今日は夜ご飯の1回のみ。
19時を過ぎてから巣に戻った3羽の幼鳥に、オス親が給餌。お約束のウシガエルを吐き出し、右の幼鳥がすんなりとゲットしました。
巣立後の巣上での給餌は、オス親(J0044;ゆうひ)によることが多いのですが、今日はメス親(J0480:あさひ)も吐き出し給餌を行いました。
幼鳥たちは、羽毛の手入れに費やす時間が長くなって来ました。
羽毛の手入れは、飛ぶために必要なだけでなく、羽毛の保温性や撥水性を高める効果があります。
映像では、羽毛の1本1本をクチバシで丁寧にすいたり、尾羽の付け根から出る「尾腺ワックス」を羽毛に塗っている様子もわかります。ワックスがけが上手にできるようになると、少々の雨なら濡れずに済みます。