羽ばたき練習の本気度
久しぶりに強めの風が吹いて、羽ばたき練習にはもってこいの日でした。
2羽は、早朝から日没後まで、これまでになく熱心に練習に励み、やっと本気で飛ぶつもりになったようです。
これまでは、羽ばたきながらのジャンプにとどまっていたのが、勢いのある羽ばたきと、積極的に風を捉えて短時間ながら何度も浮くことができるようになりました。
久しぶりに強めの風が吹いて、羽ばたき練習にはもってこいの日でした。
2羽は、早朝から日没後まで、これまでになく熱心に練習に励み、やっと本気で飛ぶつもりになったようです。
これまでは、羽ばたきながらのジャンプにとどまっていたのが、勢いのある羽ばたきと、積極的に風を捉えて短時間ながら何度も浮くことができるようになりました。
3羽のひなは親鳥が巣に戻っていないのに、給餌をねだる行動を始め、やがてしゃがみ込んでのおねだり。しかし、親鳥は巣へ戻ってきません。巣外から巣立ちを促しているようです。この後も親鳥は何度か巣へ戻っても吐き出し給餌をせずに巣を出てしまいます。やがて親鳥は諦めたのか、午後には通常の給餌をしました。
巣立ち近くなってひな達の体が大きくなると、親子5羽が同時に居るには巣は狭過ぎます。
観察カメラのレンズを少しワイド側にすると、親子全員が映りました。
オス親はしばらく前から巣に最も近い電柱で見張りを続けています。そこへメス親が巣材をくわえて巣に戻った後、3羽のひなに吐き出し給餌をし巣を出て行きます。
親鳥は毎日20回前後、ひなに餌を運んで来ます。早朝4時から20時までの間に、親鳥が巣に戻って吐き出し給餌をしたのは、オス親7回、メス親10回でした。オス親はこのほかに巣材を運び入れて給餌をしなかったのが3回ありました。よく働く両親です。
映像は、19時半頃のメス親による給餌のようす。この後も給餌があったかも知れませんが、暗くなり過ぎて観察カメラ(通常の監視カメラを使用)では捉えられません。
オス親からもらった長いモノは小さめのヘビのようです。これを2羽のひなが引っ張り合い。長い長い膠着状態が続き、戦いに参加していない1羽はまるでレフェリーのよう。
4分にわたる引っ張り合いに決着がついた瞬間、案の定、勝った方が土俵際で後にバランスを崩して、ヒヤリとさせてくれます。
なお、この勝負は最初から予想がつきます。ヘビの頭をくわえた方が断然有利です。鱗の向きを考えると分かります。
動画は4分を超えます。真ん中あたりは動きが止まっているので飛ばして見ても大丈夫です。
ひな達はますます大きくなっています。
オス親と比べればまだまだ小さいものの、映像で分かるようにメス親とは変わらないくらいにまでなって来ました。