電線架け替え後の巣
8月26日に電線の架け替えが行われ、2015年から巣が造られていた電柱は送配電系から完全に切り離され、電柱でなく巣塔になりました。
近くにコンクリート柱が2本増え、電線の位置が変わりましたが、巣に戻るオス親(ゆうひ;J0044)の様子からは、さほど気にしている様子は伺えません。
ただ、手前の電線の位置が変わり、完全に巣に重なり見辛くなってしまいました。
8月26日に電線の架け替えが行われ、2015年から巣が造られていた電柱は送配電系から完全に切り離され、電柱でなく巣塔になりました。
近くにコンクリート柱が2本増え、電線の位置が変わりましたが、巣に戻るオス親(ゆうひ;J0044)の様子からは、さほど気にしている様子は伺えません。
ただ、手前の電線の位置が変わり、完全に巣に重なり見辛くなってしまいました。
今日は5時台から17時台まで数回、巣への出入りがありました。
7時台には、鳴門板東ペア以外の1個体が巣にとまり、30秒余りで巣から飛び出したかと思うと、入れ替わりにメス親(あさひ)が巣に戻り、クラッタリング。どうやら、侵入個体をあさひが追い払ったようです。
8月20日に巣の近くに2本の柱が立って、2日目。
鳴門板東ペアはいつものように巣に戻りしばらく滞在。巣の繕いをしますが、例年どおりこの時期には巣材を補給しないため、巣は痩せ細る一方。台風が来襲すると巣の形をとどめることは難しそうです。
しかし例年、時が来ると来春の繁殖に向けて巣作りを始めるので心配には及びません。
先にオス親が巣に戻って警戒態勢に入っているところへメス親も戻って来て、ペアでしきりに周囲を警戒。すると画面左から右へ1羽の若い個体が通り過ぎます。この子に反応していたようです。
その後、興奮冷めやらぬペアはマウンティング。
巣を守るためか、メス親は夕方早く巣に戻って、昨夜に続いて巣で就寝。
親鳥たちは、ひなが大きくなった5月中旬以降は巣で寝ることがなくなりましたが、日没後に巣に戻ったメス親(あさひ;J0480)は久しぶりに巣で寝ることにしたようです。
親鳥ペアは今朝2回、2羽で巣に戻って警戒のクラッタリングをし、1度はマウンティングもしたので、侵入個体(今年の幼鳥か?)が巣に近付いたようです。夜を巣で過ごそうとしているのも、巣を守るためかも知れません。
親鳥は、ほぼ毎日1回は巣に戻ります。巣の主であることをアピールしているものと思われます。一方、巣立った子たちは、二十日以上巣に戻っていません。
映像では、3羽が巣の近くを飛び、オス親が巣に戻り警戒態勢をとりますが、1羽の若い個体が巣に強引に入り、オス親に追い出されます。
親鳥の警戒も、追い出し攻撃も激しいものでないことから、3羽は今年生まれの3きょうだいだった可能性が高いように思われます。
とても面倒見のよいオス親ですが、子離れは進んでいるようです。