ゆうひ傘になる
ひなが小さいうちは、親鳥は自らの体で日差しが強い時は陰をつくってやり、雨のときは傘になってやります。
今日は朝から断続的に冷たい雨。映像では、小雨の中、ゆうひ(J0044オス)が足元のひなの上で翼を少し広げて傘になり、やがてひなを抱いてやります。
ひなが小さいうちは、親鳥は自らの体で日差しが強い時は陰をつくってやり、雨のときは傘になってやります。
今日は朝から断続的に冷たい雨。映像では、小雨の中、ゆうひ(J0044オス)が足元のひなの上で翼を少し広げて傘になり、やがてひなを抱いてやります。
産卵後46日間、親鳥は巣を空けませんでした。親鳥がいないと、卵や小さな雛は、たちどころにカラスやトビなど襲われるでしょう。
今日は産卵後初めて、2回計10分間余り、巣を留守にしました。
映像では、ひなを抱いていたゆうひ(J0044オス)が立ち上がった時ひなが3羽見え、その後ゆうひは巣を離れます。
今年のひなは3羽いるのを確認していますが、今のところ観察カメラのアングルでは、なかなか3羽同時に写りません。
今日は、カメラの時計で13:55:50前後に、ほんの一瞬、3羽が写りました。
昨日卵が孵化したばかりだと言うのに、またも侵入者が巣に大接近。今日は3羽で押しかけて来て、しつこく巣にまとわりつきました。
映像(3分余りあります)では、あさひ(J0480メス)がひなを抱いているところへ、ゆうひ(J0044オス)が緊急帰還し、ペアで警戒のクラッタリング。3羽の侵入者グループが次々と巣に接近し、鳴門板東ペアが防御します。
それでも、侵入者たちは退散せず巣の近くの2本のコンクリート柱にとまりますが、3羽で椅子取りゲームのようになります。ゆうひは巣を飛び立ち1羽を追い出しコンクリート柱を奪還し、最後は残る1羽も追い出します。
昼前、あさひ(J0480メス)が、吐き出しをしました。これはひなに餌を与える行動で、この行動の確認により、抱卵を続けていた卵が孵化したことを推定できます。
映像では、あさひがゆうひ(J0044オス)と抱卵交代し、ゆうひが巣を出た後、カメラの時計では11:26:25〜11:25:55の間に複数回の吐き出しを行います。
もう一つの映像は、12時台の吐き出し行動です。
今日は気温が20度まで上昇。抱卵を続ける鳴門板東ペアも少し暑そうでした。
抱卵中、ほぼ1時間に1回は立ち上がって、排便し、転卵をしますが、その時間は1、2分間程度です。
しかし今日は高い気温のせいもあり、立ち上がってから再び卵を抱くまでの時間が、抱卵が始まって以来の長さでした。
映像はその様子で、立ち上がっても直ぐには排便も転卵もせず羽づくろいをします。このあと、巣づくろいをし、転卵、排便して、抱卵姿勢にもどったのは17分後でした。