ペアが巣でねぐら
夏以降初めて、鳴門板東ペアが巣でねぐらをとりました。
夕方、あさひ(J0480メス)に6分ほど遅れてゆうひ(J0044オス)が巣に戻ります。ペアは、このまま巣で眠ったようです。
夏以降初めて、鳴門板東ペアが巣でねぐらをとりました。
夕方、あさひ(J0480メス)に6分ほど遅れてゆうひ(J0044オス)が巣に戻ります。ペアは、このまま巣で眠ったようです。
このところ巣に一度も戻らない日もある鳴門板東ペアですが、今朝は巣材を搬入しました。
このペアの巣作りは、年内にあらかた作ってしまい、しばらく休んで産卵直前に仕上げるという、変わったやり方です。
今年もそろそろ、年内作業が始まるのかも知れません。
巣は、6月の巣立ち以降は巣材を足していないので、かなり小さく、厚みがなくなっています。
映像では、巣の右手前の電柱にいるのがあさひ(J0480メス)で、ゆうひ(J0044オス)が枯草の束を巣に運び入れるのと同時にあさひも巣に戻り、ペアで巣のメンテナンスを始めました。
この日の巣材搬入は、これを含め2回でした。
最近、アオサギが巣のそばの電柱にとまるようになりました。
今日も、若いアオサギがとまっているのを、あさひ(J0480メス)が追い払った後にゆうひ(J0044オス)が入れ替わるようにとまったかと思うと、若いコウノトリがすぐそばを飛んであさひが巣に戻って・・・・慌ただしい一コマです。
巣の東のコンクリート柱にとまっているあさひ(J0480メス)の近くを、若い個体が飛び、あさひは警戒のクラッタリング。すると、巣へゆうひ(J0044オス)が戻ります。続いてあさひも巣へ戻り、ペアは巣繕い行動。
やがて、ペアはマウンティング 。若者の接近にかなり刺激されたようです。
鳴門板東ペアの巣の近くには、たくさんの野鳥がやって来ます。
映像では、巣の側の電柱にあさひ(J0480メス)、その向こうのコンクリート柱にアオバト、電線にはモズ、キジバトがとまり、コウノトリの巣にはスズメが出入りしています。巣の左下にモズ体型の鳥がとまっていますが、はっきりとはわかりません。この画角に少なくとも5種類か6種類の野鳥が写っています。
やがて、モズが飛び立って虫をフライングキャッチして電線にもどって食べるという芸当を見せてくれます。
終盤、キジバトとモズが同時に飛び立ち、あさひは首をかしげて上を単眼視します(鳥は両眼視できる範囲が狭いため、はっきり見ようとすると片方の目を目標に向ける)。これらは、上空に猛禽類が来たときの行動パターンです。
午後、ゆうひ(J0044、オス)が巣の東のコンクリート柱にとまってクラッタリング。1羽のコウノトリが巣に降りそうになったのを、あさひ(J0480、メス)が追い払うように巣へ。そのあと、あまり緊張感なく40分ほど巣にとどまっていました。