認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

活動&いきもの情報

営巣電柱を人工巣塔化(1)

鳴門板東ペアが2015年から巣を作っている場所は四国電力さんの電柱です。
四国電力さんのご協力により、2015年の5月から、この電柱の電線には電気が流れないようになっていますが、人とコウノトリの安全確保のために電線がはずされることになりました。
しかし、営巣している電柱から電線をはずしてしまうと、電線に巣材を絡めて巣を作っている鳴門板東ペアは巣が作れなくなります。
そこで、営巣している電柱の近くに新しく柱を立て、それに電線を繋ぎ変える計画です。今日は2本の柱を立てる工事が行われました。
柱が増え、巣の近くの環境が変わりましたが、コウノトリはさほど気にしないのか、昨日と同様に夕方には1羽が巣に戻り、そのまま就寝しました。
来週には、新しく立てた柱に電線を繋ぎ変える工事が行われます。この繋ぎかえ工事が終わると、営巣していた電柱は電柱でなくなり、「人工巣塔」ということになります。

2本の柱を立てる
日暮れに巣に戻って休むコウノトリ

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