なる(J0141オス)が孵化までの繁殖行動(九州初!)
2017年に鳴門板東ペアが初めて繁殖に成功し巣立たせた3羽のうちの、なる(J0141オス)が佐賀県白石町で5月に巣作りし、6月には3羽が孵化したものの、残念ながらひなは全て死亡しました。
九州での産卵、孵化の確認は初めてです。
白石町は「見学者の殺到、それによるコウノトリの営巣放棄や地元でのトラブル発生等の可能性を考慮し」8月12日に発表しました。
当基金も5月から情報を得ていましたが、白石町の発表があるまで公表を見合わせていました。
詳しくは、白石町の発表をご覧ください。
また、兵庫県立コウノトリの郷公園では佐賀県白石町を「営巣地」として取り扱っています。
兵庫県立コウノトリの郷公園「野外コウノトリ300羽到達について」
なるの両親の鳴門板東ペア(ゆうひ:J0044オス、あさひ:J0480メス)は、巣作りを初めて3年目に繁殖を成功させました。
なるの九州初となる繁殖成功、来年に期待です