認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

活動&いきもの情報

令和4年度 堀江北小学校の環境学習(下生井小学校とのオンライン交流授業)

鳴門市立堀江北小学校の4年生の児童を対象に、コウノトリをテーマとした環境学習の支援を行っています!
環境学習は1学期に計7回実施し、コウノトリやコウノトリの餌となる生き物(魚、トンボ、カエル)、SDGsについて、教室での授業やビオトープでの観察を通じて学んでもらいました。
そうした1学期での学習を踏まえ、同じくコウノトリについて環境学習を行っている栃木県小山市の下生井小学校と、コウノトリや地域の自然について学習したことの発表をし合うオンライン交流授業を、11月24日に実施しました!

なお、今回の交流授業のきっかけを作ってくれたのは、2018年に鳴門市大麻町で巣立ちした「歌(うた)」です。「歌」は鳴門市大麻町で巣立った後に、栃木県小山市等にまたがる渡良瀬遊水地まで飛んでいき、そこで「ひかる」というオスのコウノトリと出会いカップルになりました。そして、2020年には、「歌」と「ひかる」は渡良瀬遊水地内で営巣し、無事、2羽の雛を巣立たせました。なお、この巣立ちの記録は、コウノトリの野生復帰以降、東日本では初めての野外繁殖の成功の記録であり、多くの人が巣立ちを喜ぶとともに、鳴門市と小山市との間では、お祝い品の贈答等で交流が生まれ、今回の交流授業が実現したのです!

交流授業では、まず、下生井小学校の児童より、渡良瀬遊水地やそこで見られる生き物についてご紹介していただいた後に、渡良瀬遊水地の環境を守るための取組みとして、外来生物の駆除や、普及啓発のためのポスターの作成等の取組みをご紹介していただきました(^^)/

続いての堀江北小学校の発表では、5つの班(コウノトリ班、カエル班、トンボ班、魚班、SDGs班)ごとに、1学期に学んだことのご紹介があり、時折、クイズも交えながら、下生井小学校の児童と楽しく交流をしていました(^^)/
また、堀江北小学校の児童たちは、黒板にコウノトリや魚やカエル、トンボなどの生き物の絵をたくさん書いてくれていて、下生井小学校の児童もそれを楽しく見ていました(^^)/

両校の児童とも、緊張はしながらも、それぞれの児童に地域のコウノトリや生き物について知ってもらいたい!という気持ちが伝わってきて、とても良い交流授業となりました!!

※この活動は、「一般財団法人日亜ふるさと振興財団」から支援を受けて実施しています。

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